神の進化計画 [SF]
タイトル 神の進化計画
作者 マックス・H. フリント
(あらすじとデータ)
人類の起源は、宇宙人が類人猿と混血したことによる。
神の使いである宇宙人は、それによって地球を植民地化したのである。
(私はこう読んだ)
いわゆるトンデモ本なんですが。
1970年代の「最先端」宇宙考古学って、強引でロマンチック!
下手なSFより面白いです。
基本な姿勢が「聖書を肯定するための屁理屈」なところが、
激しくイラッとしますが、
アイデアのネタとしては、使えるような。
ものすごーく情報が古いうえ、恐ろしく偏り過ぎてて、
鵜呑みにしようがない一冊ですが、
こういう奇天烈なの、
たまーに読むと、妙にホッとするあたり。
私って、根っからの文系なんだなあ、と実感します。
作者 マックス・H. フリント
(あらすじとデータ)
人類の起源は、宇宙人が類人猿と混血したことによる。
神の使いである宇宙人は、それによって地球を植民地化したのである。
(私はこう読んだ)
いわゆるトンデモ本なんですが。
1970年代の「最先端」宇宙考古学って、強引でロマンチック!
下手なSFより面白いです。
基本な姿勢が「聖書を肯定するための屁理屈」なところが、
激しくイラッとしますが、
アイデアのネタとしては、使えるような。
ものすごーく情報が古いうえ、恐ろしく偏り過ぎてて、
鵜呑みにしようがない一冊ですが、
こういう奇天烈なの、
たまーに読むと、妙にホッとするあたり。
私って、根っからの文系なんだなあ、と実感します。
地底人アナホーリの使者 [SF]
タイトル 地底人アナホーリの使者
作者 フィリップ・カーチス
(あらすじとデータ)
庭に残った不思議なしるし。
消えたタイムカプセル。
それら全ては地底人の仕業だった。
そう、地底王国アナホーリは怒っていた。
地上の人間が石油を使いすぎて、
アナホーリの分を横取りしているからだ。
国王の方針で遣わされた半地底人は半人間、
すなわち子供と接触した。
アナホーリ国王の意志を地上の人間たちに伝えるために!
(私はこう読んだ)
これはもう、かわいい!の一言につきるでしょう。
地底人が反戦思想を持っている設定がミソ。
海藻と石油で文明を発展させた地底人だから、
やろうと思えば地上を乗っ取ることだってできるはず。
なのに、威嚇をするだけで、
意志を通そうとするのは賢いです。
それというのも、成人のために
テストが必要な社会だからかもしれません。
だけど、テストがあったら、
私なんか今だに半人間かもしれないから、
地底人じゃなくて良かったな。
作者 フィリップ・カーチス
(あらすじとデータ)
庭に残った不思議なしるし。
消えたタイムカプセル。
それら全ては地底人の仕業だった。
そう、地底王国アナホーリは怒っていた。
地上の人間が石油を使いすぎて、
アナホーリの分を横取りしているからだ。
国王の方針で遣わされた半地底人は半人間、
すなわち子供と接触した。
アナホーリ国王の意志を地上の人間たちに伝えるために!
(私はこう読んだ)
これはもう、かわいい!の一言につきるでしょう。
地底人が反戦思想を持っている設定がミソ。
海藻と石油で文明を発展させた地底人だから、
やろうと思えば地上を乗っ取ることだってできるはず。
なのに、威嚇をするだけで、
意志を通そうとするのは賢いです。
それというのも、成人のために
テストが必要な社会だからかもしれません。
だけど、テストがあったら、
私なんか今だに半人間かもしれないから、
地底人じゃなくて良かったな。
夜のかくれんぼ [SF]
ありふれた手法 [SF]
タイトル ありふれた手法
作者 星 新一
(あらすじとデータ)
昭和の名匠・ショートショート集。
収録作品のタイトルとそのメモは下記「収録作品リスト」で。
(私はこう読んだ)
基本的にスマートでクールな作家ですが、
ネタはブラックを通り越して「ハンパねえ怖え」ことも多い星新一です。
本書でも、ジワッと怖い「異端」や、奇妙なあと味が残る「数学の才能」、
むしろ長編のイントロダクションにしてみたい「忘れ物」など、
洗練されたホラー小話の秀作が目をひきます。
でも、一番好きなのはファンタスティックな「レラン王」。
たいへん可愛らしいお話で、憎めません。
相変わらず、あとがきも面白いんですが。
本人いわく、星新一という作家は民話作家なんだそうな。
なんだか、ちょっぴり納得です。
作者 星 新一
(あらすじとデータ)
昭和の名匠・ショートショート集。
収録作品のタイトルとそのメモは下記「収録作品リスト」で。
(私はこう読んだ)
基本的にスマートでクールな作家ですが、
ネタはブラックを通り越して「ハンパねえ怖え」ことも多い星新一です。
本書でも、ジワッと怖い「異端」や、奇妙なあと味が残る「数学の才能」、
むしろ長編のイントロダクションにしてみたい「忘れ物」など、
洗練されたホラー小話の秀作が目をひきます。
でも、一番好きなのはファンタスティックな「レラン王」。
たいへん可愛らしいお話で、憎めません。
相変わらず、あとがきも面白いんですが。
本人いわく、星新一という作家は民話作家なんだそうな。
なんだか、ちょっぴり納得です。
ジブラルタル・ルール [SF]
タイトル ジブラルタル・ルール
作者 ハーバート バークホルツ
(あらすじとデータ)
幼い頃から他者の心が読める超能力者、センシティブたち。
彼らはCIAの機関として組織されている。
彼らのところに飛び込んだ事件は、
CIAトップが死の直前に発令した不可思議な命令、
殺人・放火・レイプ・八百長を阻止することだった。
(私はこう読んだ)
昔懐かしい超能力モノと対テロリスト・サスペンスの合体形。
なにもかも「お約束」で合成されているので、
ボリュームのわりに盛り沢山の内容でも
窮屈な感じはしないです。
まとまりもあります。
テレパシストのみの超能力者集団なので、
ビジュアル的には派手さに欠けますが、
小説向きな設定といえるかも。
気楽に読むには悪くない、エンターテイメント作品です。
作者 ハーバート バークホルツ
(あらすじとデータ)
幼い頃から他者の心が読める超能力者、センシティブたち。
彼らはCIAの機関として組織されている。
彼らのところに飛び込んだ事件は、
CIAトップが死の直前に発令した不可思議な命令、
殺人・放火・レイプ・八百長を阻止することだった。
(私はこう読んだ)
昔懐かしい超能力モノと対テロリスト・サスペンスの合体形。
なにもかも「お約束」で合成されているので、
ボリュームのわりに盛り沢山の内容でも
窮屈な感じはしないです。
まとまりもあります。
テレパシストのみの超能力者集団なので、
ビジュアル的には派手さに欠けますが、
小説向きな設定といえるかも。
気楽に読むには悪くない、エンターテイメント作品です。