バーにかかってきた電話 [探偵ミステリー]

タイトル    バーにかかってきた電話ススキノ探偵シリーズ
作者     東直巳


(あらすじとデータ)

姿を見せない依頼人からの電話は高飛車で、
その内容も胡散臭いことこの上なく、
だけれど、その声が美女っぽいのに好奇心をそそられて、
飛んで火に入るなんとやら。

相変わらずススキノをウロチョロとしてる主人公が、
ついつい悪ノリして
暴力団のイタイところをついちゃう流れ。

アクション増量。
そして、名物「ハードボイルドな汚部屋」は、
ついに掃除機をあてられてしまったのでした…

ススキノ探偵2作目。
2011年9月大泉洋主演で映画化。


(私はこう読んだ)

断然、1作目より面白かったです。
そして読後感、不思議とちょっとゾルバです。
本当は別ななにかを連想しているんだと思うんだけど、
気がついたら。

ミステリーとしては王道で、
謎の仕掛けも、わりとアッサリわかっちゃうのに、
飽きさせないのは、
テンポの早さと、キャラクターの上手さなのかな、
と思いました。

映画は見てないけど、大泉洋はアタリかもしれない。
アタマの良さも行動力も、微妙にムダな感じが…イメージですが。
小雪の役は貫地谷しほりで読んじゃった。
キャスティングは知ってたんだけどなあ。


バーにかかってきた電話 (ハヤカワ文庫JA)

バーにかかってきた電話 (ハヤカワ文庫JA)

  • 作者: 東 直己
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 1996/01/01
  • メディア: 文庫



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