人体 失敗の進化史 [エッセイ・随筆]

タイトル    人体 失敗の進化史
作者     遠藤秀紀


(あらすじとデータ)

いろんな動物の遺体を解剖することで、
知り得た進化の形跡を、読み解く。


(私はこう読んだ)

左右対照だったナメクジウオもどきが、カラダの設計変更しながら、
いろんな形に「進化」してきたことを検証しつつ、
我々、人間の身体的特徴を考えるっつー本。

すごーく面白かったんですが、
動物の死体の写真とか、動物の骨格の写真とか、
電車で広げて読むには、ちいとばかしいたたまれない感じの一冊ではあるかなあ。
寝る前に読むと、興奮しちゃうし。
でも、面白いんだから、しょうがない。

骨付きの肉は、以前から部位を確認&想像しながら食べる派ですが、
おかげでネタが増えました。
やっぱりカラダって面白いです。

どうでもいいんですが、
参考文献の大半が自分の著書っていう、スゴイ先生の本です。
学者の書いた本としては、柔らかい、という位置を狙って、
かえって読みにくくなっている本でもあります。
でも、面白いんで。
はい。


人体 失敗の進化史 (光文社新書)

人体 失敗の進化史 (光文社新書)

  • 作者: 遠藤 秀紀
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2006/06/16
  • メディア: 新書



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