召抱 [歴史/チャンバラ(日本)]
タイトル 召抱
作者 上田 秀人
(あらすじとデータ)
今回最大のミッションは婿どのの新規お抱えを阻止せよ!
パパは奥右筆のくせに、婿養子申請を書き忘れていたのだ。
一方、家斉は品川で鷹狩りを催す。
しかも、一橋とのサシでの開催である。
ついに因縁の親子対決勃発。
しかし、寛永寺お山衆が同時に動き出しており…
奥祐筆シリーズ
(私はこう読んだ)
すっかりドスのきいていた嫁が恐くていい。
これを可愛いものとして描かないところに、
作者の私生活を見るのは私だけでしょうか(笑)
それでいて、
嫁の尻に敷かれる生きかたっていうのも、悪くないのかもなあ…と、
うっかり思わせられるあたり。
秀逸です。
この巻はシリーズの中でも派手な部類。
以前よりアクションシーンが華やかになってきている気もします。
陰謀の部分は相変わらずですが、
「筆で身を立てている奥右筆を、筆で出し抜けると思うなよ」とかなんとか。
格好良くミエを切るわりに、
やることはチンマリしている役人らしさが、
可笑しくて、恐いです。
作者 上田 秀人
(あらすじとデータ)
今回最大のミッションは婿どのの新規お抱えを阻止せよ!
パパは奥右筆のくせに、婿養子申請を書き忘れていたのだ。
一方、家斉は品川で鷹狩りを催す。
しかも、一橋とのサシでの開催である。
ついに因縁の親子対決勃発。
しかし、寛永寺お山衆が同時に動き出しており…
奥祐筆シリーズ
(私はこう読んだ)
すっかりドスのきいていた嫁が恐くていい。
これを可愛いものとして描かないところに、
作者の私生活を見るのは私だけでしょうか(笑)
それでいて、
嫁の尻に敷かれる生きかたっていうのも、悪くないのかもなあ…と、
うっかり思わせられるあたり。
秀逸です。
この巻はシリーズの中でも派手な部類。
以前よりアクションシーンが華やかになってきている気もします。
陰謀の部分は相変わらずですが、
「筆で身を立てている奥右筆を、筆で出し抜けると思うなよ」とかなんとか。
格好良くミエを切るわりに、
やることはチンマリしている役人らしさが、
可笑しくて、恐いです。