闇のアンティーク [海外ミステリー]

タイトル    闇のアンティーク
作者     サルヴァトーレ・ウォーカー


(あらすじとデータ)

アメリカの老舗骨董店を経営する美女。
やり手の彼女の、同業者にしてゲイの友人が殺された。
共通の怪しい顧客の話をした直後のことである。

欧米骨董業界の裏やら、表やら。
欲や、渦巻く陰謀や、
あれやこれやのなかで、
突如あらわれる、ハンサムなFBI。

物語はさらに生臭いものになってゆく。


世界的に有名な骨董商が偽名で書いた、ということで話題になったのだそう。


(私はこう読んだ)

今なら海外ロマンス枠に入ってもおかしくない、
美男美女のラブロマンスが味付けになった
業界ミステリー。

全然知らない世界なだけに、
業界話は面白かったです。

しかも、ミステリーの結末は、
そっちにいくのか?
うっかりツッコミたくなる派手さ加減で、
ちょっと驚きました。
スリリングさには、やや欠けるものの、
華やかさに不足はない作品でした。



闇のアンティーク (扶桑社ミステリー)

闇のアンティーク (扶桑社ミステリー)

  • 作者: サルヴァトーレ ウォーカー
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2005/11
  • メディア: 文庫



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