エイジ

タイトル　　　　エイジ
作者　　　　重松 清

（あらすじとデータ）

成長過程のひとつの山場として、クローズアップされることの多い14歳。
主人公は14歳で、普通の男の子なんだけれども、
同級生が通り魔として逮捕されて・・・

山本周五郎賞受賞作。

近年、中学受験で出題されることも多い、というハナシ。


（私はこう読んだ）

14歳モノ。
なんだけど、なんだかミョーにオヤジ臭が強い
と感じたのは私だけでしょうか。
古い作品だからか、子供語もビミョーに古いし。
10代は10代なんだけど、
尾崎豊？　みたいな。
（いや、もちろん尾崎は尾崎でいいんだけどさ）


ともあれ、これは中学生の課題図書にするとよろしい。
真面目でアタマのいい中学生たちの話で、
彼らが「普通」とも思わないけれど、
とりあえず、これくらいの年齢で、
それくらいイロイロ考えておくと、
後の10代生活は比較的にラクに過ごせて良いと思います。

イイ男になるためというよりは、
イイ大人になるための参考図書として、
これを踏み台にして自分の価値観を構築するのは全然アリだと思います。

大人のための子供参考図書として読んじゃうのは、
やっぱり、ちょっと、危険だとは思うけど。


ちなみに、
イイ男になるための14歳の参考図書は、
銀河鉄道999」が断然オススメです。
鉄郎ったら、
14歳なんだよねー（あのルックスで）惚れるわー

エイジ (新潮文庫)

• 作者: 重松 清
• 出版社/メーカー: 新潮社
• 発売日: 2004/06
• メディア: 文庫

タグ：中学受験 少年犯罪 銀河鉄道999