ぼんぼんと悪夢

タイトル　　　　ボンボンと悪夢
作者　　　　　星　新一


（あらすじとデータ）

星新一のショートショート集。
収録作品とそのメモは下記「収録作品リスト」で。


（私はこう読んだ）

こんなんだっけ？
と、思うくらい、けっこうガチにホラーのネタも多いです。
タッチがダンディなので、騙されてました。
つくづく一筋縄ではいかない作品ばかりです。

と、同時に。
やっぱり昭和のスキマ加減というか、
宇宙人ネタとか、貧乏神ネタとかを読むと、
可愛らしいスキがあっていいなあ、とも。

ときめきます。

ボンボンと悪夢 (新潮文庫)

• 作者: 星 新一
• 出版社/メーカー: 新潮社
• 発売日: 1974/10
• メディア: 文庫

・椅子…素晴らしすぎる椅子
・雪の夜…死んだ子供は受験生
・処方…主人公が途中で死ぬ本
・凝視…振った女の幽霊の視線
・夜の道で…一年まえに死んだ友だちの手相
・夢の男…毎晩夢に出てきた男が売る薬
・利益…埋まっていたお地蔵さま
・不運…博打と女と酒がもとで海に身を投げ自殺
・症状…毎日仕事に行く夢
・顔のうえの軌道…ホクロ女優
・友を失った夜…象全滅
・健康の販売員…未来版富山の薬売り
・むだな時間…ＣＭ消し器
・乾燥時代 …禁酒法未来のタイムマシンで養老の滝
・囚人…牢屋の鍵は内側にある
・白昼の追撃…タイムマシンで西部劇
・転機…宇宙人と貧乏神
・宇宙のネロ…面白いテレビを見せろ
・オアシス…陸のない星
・賢明な女性たち…宇宙船が女性だけを連れ去った
・宇宙の指導員…酒を要求する宇宙人
・上流階級…殺人依頼する夫婦
・夜の侵入者…脱獄犯とメイクアップアーティスト
・鋭い目の男…密造酒のルートを探る
・再確認…社長室から盗み
・目撃者…贅沢な家族のために泥棒を
・報告…浮気調査でわかる旦那のホントの仕事
・循環気流…空気の罐詰とラベル
・専門家…不都合な死体を処理するプロ
・年間最悪の日…騙されやすい男のエイプリルフール
・模型と実物…黄金の飛行機のプラモデル
・老後の仕事…買った恐喝の権利
・悪魔のささやき…犯罪をしてみたくて脅迫文を
・組織…アリバイ作りサービスのあるホテル
・報酬…弁護士が考えだした正当防衛の理由
・すばらしい食事…互いに殺意を抱きあう夫婦の家に脱走囚がやってきて

タグ：ＣＭ消し器 主人公が途中で死ぬ本 ホクロ女優