利休にたずねよ [歴史/チャンバラ(日本)]

タイトル    利休にたずねよ
作者     山本 兼一


(あらすじとデータ)

利休切腹から遡って、利休の原点を解明する意欲作。

独自の美学で侘茶を完成させただけでなく、
権力におもねることのない商売人でもあった利休のプロフィールを、
彼自身の独白だけでなく、
利休を取り巻く人々の目を通して描き出す。


(私はこう読んだ)

こんなに生臭い利休を読んだのは初めて。
だけど、
ああ、なるほど、と思わせる説得力を持った存在感のある利休で、
たいへん面白く読みました。

なかなかの力作で、緊張感が途切れません。

日本文化を語るうえでは欠かせないビックネーム利休の物語だけに、
賛否両論ありそうだけど、
基本的にはアリだと、私は思います。


利休にたずねよ

利休にたずねよ

  • 作者: 山本 兼一
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2008/10/25
  • メディア: ハードカバー



タグ:利休 朝鮮 切腹
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