ノストラダムス 封印された予言詩 [海外ミステリー]

タイトル   ノストラダムス 封印された予言詩
作者     マリオ・レディング


(あらすじとデータ)

ノストラダムスは予言を詩にして描いたが、
さらに失われた58篇の四行詩があると言われる。
その隠し場所はジプシーに伝わっていた。

予言詩をめぐる攻防。


(私はこう読んだ)

いろいろハテナがいっぱいのお話でした。
まず、フランス貴族の悪魔払い一家(?)ってのがピンとこなかったです。
どうしてそれが人殺しを前提に、徘徊してんのかは、
もっと分からず。
ジプシーを主役にしないで、
わざわざアメリカ人作家を持ってきたのは仕方ないとしても。
ジプシー文化とか、
黒い処女の扱いとか、
そもそもノストラダムスってそんなだっけ?とか、
いろいろ腑に落ちないのは、落ちないんだけど、
キリスト教文化園の限界というか、
アメリカ文化園の限界というか、
まあ、それはそれとして。

バカ本的、
ハリウッド映画的、
エンターテイメント作品として、面白く読みました。

ノストラダムス 封印された予言詩〈上〉 (新潮文庫)

ノストラダムス 封印された予言詩〈上〉 (新潮文庫)

  • 作者: マリオ レディング
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/02/26
  • メディア: 文庫



nice!(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 3

トラックバック 0

モンスター影法師 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。